性癖 離婚原因

異常な性癖であってもお互いがその状態あるいは性癖を受け入れているのであれば離婚原因とはなりにくいかもしれません。
しかし、一方が相手の性癖を拒否し続けるような場合には、「婚姻を継続し難い重大な事由」(民法770条1項5号)として、離婚原因となり得ます。
あなたが望む性癖を相手に求めても、相手がこれを嫌がっているのにその行為を無理やり求めるような場合にもやはり「婚姻を継続し難い重大な事由」(民法770条1項5号)として離婚原因となる可能性があります。
しかし、この性癖において相手が感じる異常性には個人差があり、その判断は一概には言えないのが難しいところです。

裁判例には「夫がアダルトビデオを見ながらの自慰行為(オナニー)にふけり、妻とのセックスを拒否していた」ことで妻からの離婚請求を認めたものなどがあります(福岡高裁判決平成5年3月18日)。
しかし、このような行為はどこの家庭でもあり得る?ことではないでしょうか。

異常な性癖?
この定義ににはとても難しいものがあります。
ある夫婦ではセックスの時にベッドの上で靴を履くことを継続的に要求したことが異常な性癖とされたこともあるらしいです。

性の不一致の離婚率|旦那の異常な性癖に離婚を考える妻も少なくない

夫 性癖

表立って離婚のの理由にしていなくても、性の不一致の離婚率は意外と高いのをご存知ですか?
異常な性癖に悩み離婚を考える夫婦も実は多いのです。

夫の性癖を知って離婚したいです
夫の性癖を知って離婚したいです
夫婦とも40代前半の妻です。子供は中学生の息子が1人です。
お聞きしにくいのですが、相談する人もなくて、ここで質問させていただきますので、よろしくお願いします。

先日、夫からパーテイに誘われたからと言われ、一緒に行くことにしました。息子に手がかからなくなり、最近は2人で出かけることが多くなったので気軽に出かけました。
閑静な住宅地にある大きなお宅で数組のご夫婦が既に集まっており、私たちは初めてのメンバーと言うことで紹介されました。セレブっぽい方々で、年頃もほぼ私たちと同じ頃でした。
でも、そのパーティとはスワッピングでした。私たちは初めてで見学と言うことでしたが、何も知らないままに、他の部屋に消えた人たちのところへ連れて行かれ、彼らの交わる姿を見せられてしまい、びっくりして頭が真っ白、喉もからからで声も出ませでした。

夫は興奮して覗き込んだりしていましたが、有無を言わせず引きずって帰ってきました。私を騙してスワッピングを見せつけようとしたことに怒り心頭でした。それ以前にスワッピングなんて信じられません。
夫はひたすら謝りましたが、夫婦生活のリフレッシュになると思うので、一度でいいからしてみないかなどと馬鹿なことをほざいています。
このままだと、又、蒸し返しそうで怖いです。その場の情景と声が中々頭から消えません。それ以来、1週間ほど口もききません。

これは単に夫の興味本位の行動とは思えません。性癖ではないでしょうか。こんな人とは知らないで長い間、夫婦してきたと思うとがっくりです。
これって、治りませんよね。離婚しかないでしょうか。
また、どうしたら、当日の経験を忘れられるでしょうか。
よろしくお願いいたします。


こんにちは。40代既婚女性です。
離婚歴があります。

私の前の夫も
特殊な性癖の持ち主でした。
私の場合は、その性癖が
結婚当初に解り、恐怖のあまりに
新婚早々SEXレスになってしまいました。
(結婚するまではSEXをしない時代ですから。)
特殊とはSMです。
そしてそのSEXレスのまま
法的には夫婦をしていて
不幸で不毛な結婚生活でした。

それでも、SMが妄想の中だけであり
不貞行為さえなかったら
かろうじて離婚はしなかったかもしれません。
決定的だったのが
私が夫の父の介護のため、過労で倒れそうな時
SMの同好の志と楽しくSEXしていたからです。
夫の車のトランクから、大量のSMの道具や
相手の名前の書いてある
奴隷契約書が出てきました。

相手にも会いに行きましたよ。
(しらばっくれていましたが、判までついてるんですから、呆れます。)

私は性癖が許せなかったのではなく
その性癖を理由に
私のことを女として見てくれなかったこと
(SMでないとできない不能なのに、
常にお前なんかでは欲情しないなど言って、傷つけた。)
私が夫の親の事で苦しんで
体を壊しているのに、自分だけ遊んでいたこと。
それが許せませんでした。

夫が私の存在を元から無視して
生きているということが
我慢できなかったのです。

しかし、私だって前夫と同じ気持ち
同じ態度だったと思います。

私とあなた様は夫の性癖に悩む点では似ていますが
決定的に違うところがあります。
それは、私から見れば
うらやましいことなんですよ。

あなた様は、旦那様から
求められているからです。

確かに、私もスワップの類は
理解に苦しむ分野ですし、
旦那様があなた様を騙して
いきなり連れて行ったことは
乱暴だと思いますが
あなたが怒ったことに対して
謝ってくれたのですよね。
私など、SM拒否したとき
謝りもなかったし、前夫はその後
私をないがしろにし続けてました。
(それでも離婚しなかったのは、結婚とは忍耐だと信じていたからです。)

その後、絶対に
前夫は私に「どうしても君としたい」と
SMを求めることすらなくなったのです。
「お前を女として見る男など、この世のどこにもいない。」とまで言われて生きてきました。

旦那様は夫婦生活のリフレッシュのために
提案してきたのですよね。
その気持ちは
夫婦仲良くいつまでも暮らしたい
人生の伴侶は君以外に考えられない
そういうことなんですよね。

ただ、人生の伴侶=SEXの相手と思う
多くの女性や私、あなた様に対し
旦那様は、必ずしもそうではないということ。
他の女性とのSEXはあなた様との関係を良くする為の
手段でしかないということ。

そこが食い違ってしまったのですね。

いきなり過激なスワップの提案とは
旦那様も軽はずみだと思います。
まずかったですよ!

奥様に「この下着つけて」とか
「このローション塗って」とか
「寝室の照明を変えよう」とかから入ればよかったのに・・・。

それが決定的な性癖であり
私の前夫のように、
それがなくてはどうしてもダメな旦那様で
今までの夫婦生活も
それが理由で妻をないがしろにしてきたとか
過去に、その集まりに頻繁に行っており
それで家庭を顧みない点があるなど
弊害があるのなら
あなた様の怒りと離婚を辞さないお気持ちも解りますが
本当に興味本位で誘ったなら
間違ってアダルト映画を上映している所へ
夫婦で入り込んだとでも考えてください。

私の前夫は
SMの奴隷に貢ぐためか
定期も勝手に解約
私の財布からカードを盗み、
勝手にキャッシング(3回)
夕方ご飯を食べてから「仕事に出る」と
朝帰り(自営)
ラブホテルの名前入りのライターを
リビングのテーブルの上に置いたまま。(友人にもらったと、うそ)
自分の親の世話を私に押し付け
SMしていたので
信頼がなくなり離婚です。

あなた様の場合は、家庭運営にひずみが出るほど
スワップにこだわっているのでしょうか?

今は怒りと不信感で
離婚以外に道がないとお思いでしょうが
変な媚薬を買ってきたぐらいに思って
お気持ちをなだめてください。

私は夫婦の絆も信頼関係も
元々なかった夫婦でした。
でもあなた様はどうですか?

今まで培ってきたもの
夫婦の絆を振り返ってください。
旦那様は、きっとあなた様を信頼して
お連れしたのです。
あなた様ならきっと解ってくれると。

そのお気持ちだけは貴重なものだと思いますよ。

でもね。信頼と言うのは
小さな事でもなくすものだなと
(あなた様にとっては大きな事件ですが、旦那様にとっては
小さなことだったかも)
しみじみ思いました。
引用:教えてgoo

夫の性癖と離婚
主人の性欲に長年悩んでいます。
風俗、チャット動画?等陰でやりたい放題です。所詮男性脳のなせる業ですし、セックスレス夫婦なので文句を言うつもりもないですが、いつまでも性欲に飲まれている夫が情けなく気持ち悪いです。
私が仕事を増やして支援制度を使えば、離婚しても子供とやっていけると思っています。夫の性欲程度で離婚はわがままですか?

旦那の性癖が原因で離婚する場合の慰謝料相場は

離婚 慰謝料

もし、あなたの性癖がバレて離婚になった場合の慰謝料はどれくらいになるのでしょうか?
性癖が原因だからといって離婚の慰謝料が変わることはあまりないように思います。
ただ慰謝料の金額はセックスレスの状況によって大きく変わることもあります。
具体的には相手に与えた精神的・肉体的苦痛の大きさによって決められます。
ただ、それでもさほど大きな金額の差はなく平均的には100万円前後が多いようです。

旦那様の性癖が原因で離婚する場合の慰謝料の相場は、一概にいくらとは言えませんが、いくつかの要素によって変動します。

まず、「性癖」が法律上の離婚原因(民法770条)として認められるかどうかが重要になります。
単なる「性の不一致」では、すぐに慰謝料が認められるわけではありません。
しかし、以下のようなケースであれば、慰謝料請求が認められる可能性が高まります。

  • 異常な性癖
    社会通念上、著しく異常と判断される性癖で、相手がそれを嫌悪しているにもかかわらず、一方的に強要したり、精神的・肉体的に苦痛を与えたりしている場合。例えば、過度に性行為を求めたり、特定の異常な行為を強要したりするケースが該当します。判例の中には、夫がアダルトビデオを見ながら自慰行為にふけり、妻とのセックスを拒否していたケースで慰謝料が認められた事例や、性交時に必ず靴を履くことを強要し、妻に甚だしい嫌悪感や深刻な苦痛を与えたとして離婚請求が認められた事例もあります。
  • セックスレス
    性癖の違いが原因で長期間セックスレスに陥り、それが婚姻関係破綻の原因となっている場合。ただし、単に性行為がないというだけでなく、性行為の拒否が一方的であったり、性機能の問題を説明しない、あるいは治療を拒否するなどの不誠実な対応があったりする場合に、慰謝料が認められやすくなります。
  • 性交不能
    旦那様が性交不能であるにもかかわらず、その事実を隠していたり、治療の努力を怠ったりした場合。
  • 性癖以外に婚姻関係を破綻させる要因がある場合
    性癖の問題だけでなく、DV(家庭内暴力)やモラハラ(精神的虐待)、悪意の遺棄(生活費を渡さない、家を出て行くなど)などが複合的に絡んでいる場合は、慰謝料が高額になる傾向があります。

慰謝料の相場と判断要素

一般的に、性癖やセックスレスを原因とする離婚の場合の慰謝料相場は、0円~100万円程度とされています。
しかし、これはあくまで目安であり、個別の事情によって大きく変動します。

慰謝料の金額を左右する主な要素は以下の通りです。

  1. 性癖による精神的・肉体的苦痛の程度
    精神科への通院歴や診断書、性癖による具体的な被害状況(例えば、トラウマになった、睡眠障害が出たなど)を証明できると、慰謝料が増額される可能性があります。
  2. 婚姻期間の長さ
    婚姻期間が長いほど、慰謝料が高額になる傾向があります。
  3. 未成年の子供の有無
    未成年の子供がいる場合、離婚が子供に与える影響なども考慮され、慰謝料が増額されることがあります。
  4. 性癖が原因で離婚に至った経緯
    旦那様の性癖によって、夫婦関係がどのように悪化し、最終的に離婚に至ったのかを具体的に主張し、証拠によって裏付けることが重要です。
  5. 相手の有責性(責任の重さ)
    旦那様が性癖について話し合いに応じない、改善の努力をしない、一方的に性癖を押し付けるなど、婚姻関係破綻に対する責任が大きいと判断されれば、慰謝料は高くなります。
  6. 相手の経済状況
    慰謝料を支払う側の資力も、金額に影響を与えることがあります。

具体的な判例からの考察

いくつかの判例を見てみると、性癖やセックスレスを原因とする離婚において、以下のような慰謝料が認められています。

  • 慰謝料50万円
    夫の性行為の拒否が原因でセックスレスとなり、身体的接触も一切なかったケース(東京地方裁判所判決平成29年8月18日)。
  • 慰謝料150万円
    妻が夫との性行為を「異性に身体を触られると気持ちが悪い」などの理由で拒否し、夫婦喧嘩が絶えない状況だったケース(岡山地方裁判所津山支部判決平成3年3月29日)。
  • 慰謝料100万円
    新婚の夫が初夜以来セックスレスなのに、理由を説明しなかったケース(京都地裁昭和62年5月12日判決)。
  • 慰謝料200万円
    夫の性的不能がセックスレスの理由でありながら、それを説明しなかったケース(京都地裁昭和62年5月12日判決)。
  • 慰謝料500万円
    夫の異常な性癖によって婚姻関係が破綻し、その責任が一方的に夫にあると判断されたケース。未成年の子供が2人いる状況で、夫が性行為を拒否したことによるセックスレスも理由とされました。(裁判例の詳細な出典は不明ですが、上記検索結果に記述あり)
  • 慰謝料500万円
    夫がポルノ雑誌に異常な関心を示して自慰行為に耽り、妻とのセックスを拒否していた事例(判例の詳細な出典は不明ですが、上記検索結果に記述あり)。



これらの判例を見ると、性癖やセックスレスが原因で慰謝料が認められるケースはありますが、金額は個々の事情や相手の責任の重さ、婚姻期間などによって大きく異なることがわかります。
特に、精神的な苦痛の程度や、それが婚姻関係破綻の決定的な原因となっていることを明確に証明できるかどうかがポイントになります。

弁護士への相談が不可欠

旦那様の性癖が原因で離婚を検討されているのであれば、まずは弁護士に相談することをお勧めします。

  • 法的な離婚原因として認められるかどうかの判断
    弁護士は、お話を詳しく伺い、ご自身のケースが法的な離婚原因に該当するか、慰謝料請求が可能かを判断してくれます。
  • 証拠収集のアドバイス
    慰謝料を請求するためには、性癖による苦痛やそれが原因で婚姻関係が破綻したことを示す証拠が必要です。弁護士は、どのような証拠を集めるべきか具体的にアドバイスしてくれます。
  • 交渉代理
    相手方との交渉や、調停・裁判になった場合の法的手続きを弁護士が代行してくれます。精神的負担が大きい離婚問題において、専門家が間に入ってくれることは大きなメリットです。



無料相談を実施している弁護士事務所も多いので、まずは一度相談してみることをお勧めします。

性癖が原因の離婚調停は?

性癖 離婚 調停
あなたの性癖が離婚原因で相手から離婚調停や裁判を申し立てられた場合、性癖の状況において「モラハラ」「DV」が加わる場合はパートナーに精神的・肉体的ダメージを与えたこととなるので調停や裁判においても不利にな離可能性があります。

旦那の異常な性癖は浮気調査で分かることもある

旦那 性癖 SM
もう何年もセックスレス。
「これはもう長年連れ添った夫婦なんだから仕方がないこと」と考える妻もたくさにます。
しかし、妙な違和感や胸騒ぎがして思い切って探偵に浮気調査をしてもらった奥さまがいました。
その浮気調査の探偵からの調査報告書で旦那の異常な性癖がわかったのです。

それは夫がせっせとSMクラブに通っていたことが判明したのです。

SMクラブや女装クラブには医師や弁護士や社長もよく通う

かの昔、SMクラブ通いがバレてしまった国会議員の先生もいたくらいです。
SMクラブには社会的に高い地位を得たお客が多く通っているのも事実です。
医師や弁護士、あるいは大会社の社長や重役までいるくらいです。

旦那の性癖が離婚原因ならさっさと別れるほうがいい

性癖 離婚 話し合い
離婚原因が「あなたの性癖」ならさっさと別れるほうが賢明かもしれません。
夫婦ってセックスだけじゃないけれど。セックスもとても重要な部分でもあります。
セックスに対する価値観を同じにしない夫婦ではうまくいくはずがありません。